H30-1 二級ジーゼル自動車 10

図に示すコモンレール式高圧燃料噴射装置における吐出量制御式(バーチカル式)サプライ・ポンプの作動について、吐出量制御バルブが行う ON・OFF の制御に関する記述とし て、適切なものは次のうちどれか。

• 吐出量制御バルブは、プランジャの上昇行程中には、バルブを OFF(開)から ON(閉)に制御し、サプライ・ポンプの吐出量を制御している。
• Cは無圧送(プリストローク)行程であり、必要吐出量に見合ったタイミングで吐出量制御バルブが ON(閉)すると、リターン通路が断たれプランジャ室内が昇圧される。
• A は圧送行程であり、プランジャの下降行程では吐出量制御バルブは OFF(開)しており、吐出量制御バルブを経由して低圧の燃料が圧送部(プランジャ室)に吸入される。
• Bは吸入行程であり、吐出量制御バルブが OFF(開)している間は、吸入した燃料は吐出量制御バルブを経て昇圧されることなくリターンされる。