電子制御式ABSに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
- ABSの電子制御機構に断線、短絡、電源の異常などの故障が発生した場合でも、ABS の電子制御機構は継続して作動する。
- 自己診断機能により、ABS の電子制御機構に起因する故障が検出されると、ウォーニング・ランプが点灯して運転者に故障の発生を知らせる。
- エンジン始動後、発進時にゆっくりと加速した場合などに、静かな場所では、エンジン・ルームから ABS モータの作動音が聞こえる場合があるが、これは ABSのイニシャル・チェック音である。
- バッテリ上がりを起こした際などに、ブースタ・ケーブルを使用してエンジンを始動したあとに、一時的に ABS のウォーニング・ランプが点灯する場合があるが、これはバッテリの電圧不足 によるものである。
正解!
不正解!
【正解設問】
ABSの電子制御機構に断線、短絡、電源の異常などの故障が発生した場合でも、ABS の電子制御機構は継続して作動する。【問題解説】電子制御機構に断線、短絡及び電源の異常などの故障が発生すると、電子制御機構は作動せず、通常のブレーキ装置の制動作用と同じになる。
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