CVT(スチール・ベルトを用いたベルト式無段変速機)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
- プライマリ・プーリに掛かる油圧が低いときは、プーリの溝幅が狭くなるため、プライマリ・プールに掛かるスチール・ベルトの接触半径は大きくなる。
- CVT 専用のフルードを使用しないとベルトの滑りなどの故障の原因となることがある。
- エレメントの圧縮作用(エレメントの押し出し)によって、動力が伝達される。
- 可動シーブは、油圧によりボール・スプラインの軸上をしゅう動し、プーリの溝幅を任意に可変できる仕組みになっている。
正解!
不正解!
【正解設問】
プライマリ・プーリに掛かる油圧が低いときは、プーリの溝幅が狭くなるため、プライマリ・プールに掛かるスチール・ベルトの接触半径は大きくなる。【問題解説】プーリ比が大きい(Low側)ときは、プーリの溝幅が広いため、プライマリ・プーリにかかるスチール・ベルトの接触半径は小さくなる。
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