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H30-1 二級ジーゼル自動車 11

図に示すコモンレール式高圧燃料噴射装置のソレノイド式インジェクタの作動に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。

  • ソレノイド・コイルに通電が開始されると、制御室の圧力とノズル・ニードル下面に掛かる圧力が同じになり、ノズル・ニードルが上昇し燃料を噴射する。
  • オリフィスが開くと、リーク通路からの燃料が、制御室に流入し制御室の圧力が上がりノズル室の圧力が下がるので、ノズル・ニードルを押し上げ燃料を噴射する。
  • ソレノイド・コイルに通電が開始されると、電磁力によりノズル・ニードルが直接引き上げられて燃料を噴射する。
  • オリフィスが閉じると、コモンレールからの高圧燃料が、一気に制御室に流入することで、ノズル・ニードルが急激に下降し噴孔が閉じて噴射が終了する。

正解!正解!

不正解!不正解!

【正解設問】
ソレノイド・コイルに通電が開始されると、制御室の圧力とノズル・ニードル下面に掛かる圧力が同じになり、ノズル・ニードルが上昇し燃料を噴射する。

【問題解説】制御室の燃料は次第に流出し制御室の圧力が下がるので、ノズル・ニードル下面にかかっていた圧力との圧力差によるもの。


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