エンジン・オイルの添加剤に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
- 清浄分散剤は、エンジン・オイル中に混入する炭素やスラッジを油中に遊離させる作用がある。
- 流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。
- 油性向上剤は、 オイルの金属表面に対するなじみを良くし、強固な油膜を張らせる添加剤である。
- 粘度指数向上剤は、温度変化に対して適正な粘度を保って潤滑を完全にし、寒冷時のエンジンの始動性を良好にする。
正解!
不正解!
【正解設問】
流動点降下剤は、エンジン・オイルが冷却された際、オイルに含まれるろう(ワックス)分の結晶化を促進させて、オイルの流動性を保つ作用がある。【問題解説】オイルに含まれるろう(ワックス)分が結晶化しようとするのを抑えて、低温時の流動性を向上させる。
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