問題
【7】次の各文について、「保安基準」、「保安基準の細目告示」、「審査事務規程」及び「関係通達」に規定されている事項に関し述べたものです。適切なものには〇印を、適切でないものには×印を記入しなさい。
1.普通自動車であって、貨物の運送の用に供する車両総重量7t以上のものであって、自動車検査証に燃料タンクの個数及びそれぞれの容量が記載されている場合は、継続検査の際、燃料タンクの個数及びそれぞれの容量が当該自動車の自動車検査証の記載事項と同一であるかどうかを視認その他適切な方法により確認しなければならない。
2.軽自動車の最低地上高の測定において、樹脂製のエアダム・スカートの地上高が8cmであったため、保安基準不適合と判断した。
3.自動車の空気入ゴムタイヤの滑り止めの溝の深さをディプス・ゲージを用いず、ウエア・インジケータにより保安基準の適合性を判断した。
4.保安基準第44条に規定された自動車の直前及び側方の視界を確保するための鏡が、粘着テープ(自動車用部品の取付けを目的として設計・製作されたものを除く。)で取付けてあったが、当該鏡を手指で揺すっても取付部にがたが出なかったため、保安基準適合と判断した。[改]
5.自動車の緩衝装置について、スタビライザに溶接で修理された跡があったため、保安基準不適合と判断した。
6.物品を車体の後方へ突出して積載するおそれのない構造の小型貨物自動車について、最後部の車軸中心から車体の後面までの水平距離が最遠軸距の3分の2であったため、保安基準適合と判断した。
7.車両総重量4tの普通貨物自動車に備えられた突入防止装置の取付高さについて、空車状態において当該装置の下縁の全ての位置の高さが地上500mmであったため、保安基準適合と判断した。
8.専ら乗用の用に供する運転者席及びこれと並列の座席以外の座席を有しない自動車について、年少者用補助乗車装置取付具を備えていなかったが、保安基準適合と判断した。
9.専ら砂利、土砂の運搬に用いる荷台が傾斜する普通貨物自動車について、最大積載量に対する荷台容積の容積比(ベッセル比)を確認したところ、最大積載量3,000kg、当該荷台の容積が2.08㎥であったため、保安基準適合と判断した。
10.道路維持作業用自動車に備える黄色の点滅式灯火は、前方150mの距離から点灯を確認できるものであればよい。
11.自動車の後面に備える線状再帰反射材又は輪郭表示再帰反射材の反射光の色は、赤色又は橙色であること。
12.自動車排気ガス規制の識別記号がDBA](平成17年排出ガス規制車)のガソリンを燃料とする4サイクルの原動機を備えた普通乗用自動車のアイドリング時の排出ガスの濃度を測定したところ、測定値が一酸化炭素(CO)2.0%、炭化水素(HC)500ppmであったため、保安基準不適合とした。
13.内燃機関を原動機とする乗車定員5人の普通乗用自動車の消音機本体と排気バルブがボルトにより結合」されていたが、ボルトが接着剤により緩まない様に固定されており、また、近接排気騒音を測定した結果、その測定値が基準値以内であったため、保安基準適合と判断した。
14.平成6年に製作された普通乗用自動車の排気管の開口部が、車両中心線を含む鉛直面に対して右向きに40°の傾きを有していたが、保安基準適合と判断した。
15.断続器の形式が無接点式である点火装置を備えガソリンを燃料とする小型用自動車であったが、触媒コンバータ部分に遮熱板が備えられていなかったため、保安基準不適合とした。
解答
① 〇 × | ② 〇 × | ③ 〇 × |
➃ 〇 × | ⑤ 〇 × | ⑥ 〇 × |
⑦ 〇 × | ⑧ 〇 × | ⑨ 〇 × |
⑩ 〇 × | ⑪ 〇 × | ⑫ 〇 × |
⑬ 〇 × | ⑭ 〇 × | ⑮ 〇 × |