問題

H30-1 検査員 近畿 4

問題

【4】次の各々の文は、道路運送車両の保安基準、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交通省告示第619号)及び審査事務規程について述べたものです。次の各問に答えなさい。
Ⅰ.平成26年1月に製作された使用過程にある自動車に適用される基準について、次の文の()に当てはまる適切な字句または数値を記入しなさい。
1.乗車定員5人の小型乗用自動車は、運転者が運転者席において障害物(高さ(①)m直径30mの円柱であって、当該自動車の前面から(②)m前方にある鉛直面及び当該自動車の左側面(左ハンドル車にあっては右側面)から(③)mの距離にある鉛直面と当該自動車との間にあり、かつ当該自動車に接しているもの)を確認できる鏡その他の装置を備えなければならない。ただし、運転者が運転者席において当該障害物を直接又は後写鏡により確認できる構造の自動車にあっては、この限りではない。
2.幼児専用車及び乗車定員(④)人以上の自動車(緊急自動車を除く)には、非常時に容易に脱出できるものとして設置位置、大きさ等に関し、基準に適合する非常口を設けなければならない。ただし、全ての座席が乗降口から直接着席できる自動車にあっては、この限りではない。
3.自動車(被牽引自動車を除く)の前面ガラス及び側面ガラス(運転者席より後方の部分を除く)は、ひずみ、可視光線の透過率等に関し、視認等その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するものでなければならない。
(1)(⑤)で、運転者の視野を妨げるようなひずみのないものであること。
(2)運転者が交通状況を確認するために必要な視野の範囲に係る部分にあっては可視光線透過率が(⑥)%以上のものであること
4.車幅灯は、(⑦)、前部上側端灯、後部上側端灯、側方灯及び番号灯と同時に点灯及び消灯できる構造でなければならない。ただし、駐車灯と兼用の車幅灯を備える場合は、この限りではない。
5.最高速度130km/hの普通乗用車の速度計の指度は、著しい誤差のないものとして、当該自動車の速度計が40km/hを指示した時に速度計試験機を用いて計測した速度が(⑧)km/h以上(⑨)km/h以下の範囲でなければならない。
Ⅱ.平成26年1月に製作された普通乗用自動車(最高速度130km/h)に備えられたカットオフラインを有するすれ違い用前照灯(当該照明部の中心の高さ:750mm)の性能要件について述べたものです。次の文の()に当てはまる適切な数値を記入しなさい。[改]
1.すれ違い用前照灯は、その照射光線が他の交通を妨げないものであり、かつ、その全てを同時に照射したときに、夜間にその前方(①)mの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有すること。
2.すれ違い用前照灯を測定する機能を有する前照灯試験機により計測した計測値が次の(1)及び(2)の基準に適合するものは、1.の基準に適合するものとする。
(1)エルボー点の位置は、前方10mの位置において、「すれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面」より下方20mm及び下方(②)mmの直線と「すれ違い用前照灯の照明部の中心を含み、かつ、車両中心線と平行な鉛直面」より左右にそれぞれ(③)mmの直線に囲まれた範囲内にあること。
(2)すれ違い用前照灯の光度は、前方10mの位置において、「すれ違い用前照灯の照明部の中心を含む水平面」より下方(④)mmの直線と「すれ違い用前照灯の照明部の中心を含み、かつ、車は1両中心線と平行な鉛直面」より左方に(⑤)mmの直線が交わる位置において、1灯につき(⑥)cd以上であること。

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