問題
その2
【5】次の各々の文について、道路運送車両の保安基準、道路運送車両の保安基準の細目を定める告 示又は独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規程に照らして、適合するもの又は正しいものに は「」を、適合しないもの又は正しくないものには「×」を記入しなさい。
1. 開口部が車両中心線を含む鉛直面に対して左向きに45°の傾きを有している排気管について、適 合と判断した。
2. 平成25年12月に製作された普通乗用自動車について、補助制動灯が点灯しなかったが、当該灯火に係る電球(光源)及び全ての配線を取外したため、適合と判断した。
3. 平成20年4月に製作された最大積載量8800kgの専ら砂利、土砂を運搬する普通貨物自動車(自 動車検査証の車体の形状がダンプ)について、荷台の内側寸法を測定したところ、長さ5.30m、幅 2.20m、深さ0.57mであったため、不適合と判断した。
4. 平成19年6月に製作された普通乗用自動車について、ブレーキ・パイプに損傷があったが、液漏れもなくブレーキ・テスタを用いて計測した制動力も基準値を満たしていたため、適合と判断した。
5. 平成25年12月に製作された車両総重量8t以上の普通貨物自動車について、巻込防止装置が空車 状態において、その下縁の高さが地上550mm以下、その上縁の高さが地上650mm以上となるよう 取付けられていたため、適合と判断した。
6. 平成10年8月に製作された普通貨物自動車について、前照灯試験機(走行用)を用いた走行用前 照灯の審査を行わずに、前照灯試験機(すれ違い用)を用いたすれ違い用前照灯の審査だけを行っ たところ、基準を満たしていたため、適合と判断した。
7. 乗車定員11人以上の自動車に、消火器が備え付けられていなかったため、不適合と判断した。
8. 平成21年1月に製作された普通貨物自動車(自動車検査証の車体の形状がバン)について、最後 部の車軸中心から車体の後面までの水平距離 (リヤ・オーバー・ハング)及び最前部の車軸中心か ら最後部の車軸中心までの水平距離(ホイールベース)を測定したところ、リヤ・オーバー・ハン グが2.50m、ホイールベースが4.90mであったため、適合と判断した。
9. 平成27年6月に製作された乗車定員7人の普通乗用自動車について、運転者席の座席ベルトが装着されていない状態で電源を投入したときに、警報を発しなかったため、不適合と判断した。
10. 緊急自動車以外の普通貨物自動車について、緊急自動車の警光灯に形状が類似した赤色灯火が備え付けられていたが、電球及び全ての配線を取外したため、適合と判断した。
11. 平成24年9月に製作された普通乗用自動車について、カットオフラインを有するすれ違い用前照 灯の測定点における光度を測定したところ、6200cdであったため、適合と判断した。
12. 平成11年排出ガス規制に適合する識別記号「KL-」の軽油を燃料とする普通貨物自動車につい
て、無負荷急加速させた時に発生する黒煙の排出濃度を黒煙測定器を用いて測定したところ、1回 目36%、2回目22%、3回目16%であったため、適合と判断した。
13. 自動車には、反射光の色が白色である反射器若しくは再帰反射材であって後方に表示するものを備えてはならない。
14. 速度抑制装置を備えなければならない自動車について、速度抑制装置が取外されていたが、アクセルペダルのストッパーボルトを改造して最高速度が90km/h以下となっていたため、適合と判断 した。
15. 平成12年4月に製作された小型二輪自動車について、原動機が作動している場合に走行用前照灯 及びすれ違い用前照灯を消灯できる構造であったため、不適合と判断した。
解答
解答群
① 〇 × | ② 〇 × | ③ 〇 × |
④ 〇 × | ⑤ 〇 × | ⑥ 〇 × |
⑦ 〇 × | ⑧ 〇 × | ⑨ 〇 × |
⑩ 〇 × | ⑪ 〇 × | ⑫ 〇 × |
⑬ 〇 × | ⑭ 〇 × | ⑮ 〇 × |