図に示すコモンレール式高圧燃料噴射装置の ECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。
- 噴射圧力制御(コモンレール圧力制御)は、コモンレール内の圧力を制御することにより噴射圧力 .を制御するもので、コモンレール圧力センサ、エンジン回転速度と噴射量の信号をもとにサプライ・ポンプを制御している。
- インジェクタには製造公差があり、各気筒間に噴射量のバラツキが発生してしまうため、ECU 交換時には、外部診断器(スキャン・ツール)によるインジェクタ補正値登録を行わなければならない。
- ECU 内の A は、演算処理を行う CPU(セントラルプロセッシングユニット)に該当し、Bはデータ記憶部となる RAM(ランダム アクセス メモリ)に該当する。
- 噴射量制御は、インジェクション・ポンプで用いられるタイマの機能に代わるもので、基本的にエンジン回転速度と車速の信号をもとに、最適な噴射量となるようにインジェクタを制御している。
正解!
不正解!
【正解設問】
噴射量制御は、インジェクション・ポンプで用いられるタイマの機能に代わるもので、基本的にエンジン回転速度と車速の信号をもとに、最適な噴射量となるようにインジェクタを制御している。【問題解説】ガバナの機能に代わるもので、基本的にエンジン回転速度とアクセル開度の信号をもとに、最適な噴射量となるようにインジェクタを制御している。
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