問題

H30-2 検査員 近畿 10

問題

【10】 次の文は、道路運送車両法、道路運送車両法施行規則、指定自動車整備事業規則及び自動車損 害賠償保障法(昭和30年法律第97号)並びに関係通達について述べたものです。指定自動車整備事 業等の取扱いとして適切なものには「○」印を、不適切なものには「×」印を記入しなさい。
1. 平成30年11月5日に限定自動車検査証の交付を受けた自動車の当該限定自動車検査証に記載され た保安基準に適合しない部分を整備した結果、保安基準に適合していたので平成30年11月20日に限 定保安基準適合証へ自動車検査員が保安基準に適合する旨を証明した。
2. 点検又は整備作業に係る料金の概算見積りを記載した書面を交付した後に、作業過程において見 積金額の変更を伴う整備の必要性が新たに発見されたが、追加整備についてあらかじめ依頼者から、依頼者に対して追加整備の内容及び変更後の概算見積もりについて承諾を得 ず作業を実施した。
3. 自動車検査員は、全長11.99mである大型トラックの完成検査において、後方監視用カメラが車両 後端から後方に2cm突出して取り付けられていたが指定部品であるため自動車検査証の記載事項 と相違があるときに該当しないと考え、保安基準に適合していると判断し、保安基準適合証に保安 基準に適合する旨を証明した。
4. 指定自動車整備事業者と業務提携を結んでいる他の認証工場が点検整備を確実に実施したうえで、 当該指定自動車整備事業者へ点検整備記録簿とともに車両を入庫したので、当該指定自動車整備事 業者の事業場においては、点検整備を省略し、自動車検査員が完成検査のみを実施して、保安基準 適合証等を交付した。
5. 指定自動車整備事業者は、自動車検査員の氏名に変更があったときは、その日から30日以内に、その旨を地方運輸局長に届け出なければならない。
6. 自動車は、有効な保安基準適合標章を前面ガラスに表示していれば、自動車損害賠償責任保険証明書を備え付けていなくても運行の用に供することができる。
7自動車検査員が完成検査を行う際に、ワイパーブレードの交換作業を行った。
8. 自動車検査員が行う完成検査において、音量計を用いて警音器を検査しようとしたところ、音量 – 計が故障していたが保安基準に適合していると容易に判断できたため、聴感により検査した。
9. ニューサービスを導入する事業場において、自動車検査員による目視等点検の結果、自動車使用 者の過去の使用状態から考えて、概ね3ヶ月後にブレーキパッドの交換が必要であると予測された ので、自動車検査員がその旨を自動車使用者に情報提供したところ、自動車使用者は当該ブレーキ パッドについては今回整備を実施しないことを選択した。そこで、自動車検査員は、当該整備項目 及び必要な注意事項等を確実に説明し理解が得られたため、その内容を指定整備記録簿等書面へ記 載することを省略した。
10. 自動車検査員は、刑法、その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみな すが、指定自動車整備事業者並びに役員及び職員は、公務に従事する職員とみなされることはない。

解答

〇  ×   × 〇  ×
〇  × 〇  × 〇  ×
  × 〇  × 〇  ×
〇  ×

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