問題
その2
【5】 次の各々の文について、道路運送車両の保安基準、道路運送車両の保安基準の細目を定める告 示又は独立行政法人自動車技術総合機構審査事務規程に照らして、適合するもの又は正しいものに は「○」を、適合しないもの又は正しくないものには「×」を記入しなさい。
1. 自動車検査証の「長さ」欄に1199cm と記載されている普通貨物自動車(車体の形状 :バン)に ついて、車両の後面にゴム製の緩衝材が装着されていたことから、全長を測定したところ、1210cm であったが、歩行者等に接触した場合に衝撃を緩衝することができる構造であったため、適合と判 断した。
2. 平成29年に製作されたガソリンを燃料とする自動車の燃料タンクの注入口について、排気管の開 口部までの距離を測定したところ、280mmであり、排気管の開口先になかったため、適合と判断した。
3. 平成28年4月に製作された最高速度が180km/hの普通乗用自動車のタイヤについて、滑り止めの 溝の深さを全周にわたり測定したところ、最大値が1.7mmであり、最小値が1.5mmであったため、 適合と判断した。
4. 平成24年6月に製作された小型乗用自動車に備えられた車幅灯について、灯光の色が橙色であったが、方向指示器と構造上一体となっていたため、適合と判断した。
5. 平成25年12月に製作された乗車定員10人の幼児専用車について、消火器が備えられていなかったため、不適合と判断した。
6. 平成27年8月に製作された車両総重量7980kgの普通貨物自動車について、後面に大型後部反射器が左右対称となるように3個備えられていたため、適合と判断した。
7. 自動車の前面ガラスについて、不透明な駐車許可証が貼付されていたが、自動車の使用者と民間の駐車場管理会社との契約を証する書面の提示があったため、適合と判断した。
8. 平成21年1月に製作された普通貨物自動車について、音の大きさの異なる2個の警音器が備えられており、運転者が運転者席において、音の大きさを容易に変化させることができる構造であったことから、それぞれ測定したところ、自動車の前方7mの位置において108dB及び99dBであったため、適合と判断した。
9. 平成27年6月に製作された小型乗用自動車のブレーキ系統の配管について、損傷による液漏れはなかったが、タイヤと接触した痕跡があったため、不適合と判断した。
10. 平成17年7月に製作された普通貨物自動車に緊急自動車の警光灯の形状に類似した灯火が備えられていたが、外部から視認できないようにカバーで覆われていたため、適合と判断した。
11. 平成25年8月に製作された二輪の小型自動車について、走行用前照灯の検査を省略し、すれ違い用前照灯の検査を実施した。
12. 平成11年排出ガス規制に適合する識別記号「KL-」の軽油を燃料とする普通貨物自動車につい30.2 さて、無負荷急加速させた時に発生する黒煙の排出濃度を黒煙測定器を用いて測定したところ、1回目36%、2回目23%、3回目22%であったため、適合と判断した。
13. 平成27年10月に製作された車両総重量2720kgの小型貨物自動車について、運転者席に頭部後傾 「抑止装置が備えられていなかったため、不適合と判断した。
14. 平成23年10月に製作された普通乗用自動車に備えられた前部霧灯の灯光の色について、左側に備えられたものは白色であり、右側に備えられたものは淡黄色であったため、不適合と判断した。
15. 平成22年4月に製作された普通乗用自動車について、非常信号用具が備えられていなかったが、停止表示器材が備えられていたため、適合と判断した。
解答
解答群
① 〇 × | ② 〇 × | ③ 〇 × |
④ 〇 × | ⑤ 〇 × | ⑥ 〇 × |
⑦ 〇 × | ⑧ 〇 × | ⑨ 〇 × |
⑩ 〇 × | ⑪ 〇 × | ⑫ 〇 × |
⑬ 〇 × | ⑭ 〇 × | ⑮ 〇 × |